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「旅を通じて」

初めての旅は、大学1年時、2ヶ月のニュージーランド。場当たり的な旅程、見たことのない景色、人との出会いに心を奪われました。
大学院卒業まで、毎年2ヶ月~3ヶ月の一人旅をしました。 ニュージーランドでは氷河のトンネルを歩き、オーストラリアでは2ヶ月毎日サーフィン、ヨーロッパでは3ヶ月毎日建築を見て歩き、イタリア人の友達の実家でご馳走に舌鼓、美術館に1日中入り浸り。 旅を通じ、人生で長く楽しめるものを多く見つけました。サーフィンでは地上で見られない景色、旅先での食事はその土地の文化、アートでは目を開かされた。そして生涯の友も。 これからも国内外限らず、様々な場所に行ってみたい。

「まだ経験したこともない新しい空間に出会うために」

旅行、食べ物、サーフィン、テニス、アート。私にとって、これらには共通点があります。それは常にそれまでの自分自身や価値観を新しく更新、又は変革させられるインプットだということです。 それまでの自分が変化することで、新たな視点が生まれ、思考の幅の広がっていきます。自分が知らなかった何かに出会い、それを誰かと共有することが出来たら、それほど素敵なことはないと考えています。 きっと、まだ経験したこともない新しい空間に出会えるでしょう。

住まいをお考えのみなさまへ 「本当の要望」と「余白」

住まいをつくるとき、二つのことを大切にしています。
一つ目は「本当の要望」とは何かを見つけ出すこと。 要望には構造や機能、性能、過ごし方など様々なものがあります。しかし、住み手にとっての「本当の要望」というものはそう簡単に見つかるものでもありません。初めに浮かんでくるものは表層的なものだったり、本質的ではなかったり。 そんな中、私の役割は住まい手との要望のキャッチボールを通して、「潜在的な要望」を掘り起こす作業だと考えています。

二つ目は、空間や生活の中に「余白」をつくること。 固定された用途のための場所ではなく、「余白」をつくることで、生活が移り変わって行く中で、新たな過ごし方や居場所を発見することが生活の豊かさにつながると考えています。

住まいてと設計者が共にタッグを組み、住まいづくりが出来ればと考えています。 「ここにずっといたい」と思えるような場所をつくりあげることを目指して。

小谷 研一
  • 一級建築士 登録番号294770
  • 一級建築士事務所 東京都知事登録 第45686号
  • 日本建築家協会会員
  • 日本建築学会正会員
  • 東京建築士会会員

小谷 研一Ken’ichi Otani

略歴

1975 アメリカ合衆国イリノイ州生まれ
1993 成蹊高等学校卒業
2000 東京理科大学大学院理工学研究科建築学専攻修士課程修了
(小嶋研究室)
2001-2003 乾久美子建築設計事務所勤務
2003- 小谷研一建築設計事務所
2010-2017 昭和女子大学非常勤講師
2017- 東洋大学非常勤講師
趣味: テニス・サーフィン・旅行・飲食・映画・読書
好きなもの: 美味しいもの・美しいもの・楽しいこと・犬

受賞

2010 日本建築学会作品選集/関東市部推薦候補「松原の住宅」
2010 TDY利モデルスマイル作品コンテスト/最優秀賞「東松原の住宅」
2011 住宅セレクションVol.3 「更新する家」/入賞 「東松原の住宅」
2012 第28回住まいのリフォームコンクール/優秀賞「東松原の住宅」

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